奥人のスカイフィッシュ目撃談






下手な絵ではありますが、
2003年9月13日、週刊プレイボーイさんの取材日で、
現地でスカイフィッシュに特化した撮影会を行っていたときのことでした。
私奥人が目撃した瞬間を思い出しながら描いたものです。
場所は住吉霊園をやや北上した「地獄谷」を望むあたりで、私の視座で描きました。
イラストの左下の人物はプレイボーイ誌の記者S氏で、右下が坂本氏というわけです。

現地で撮影開始後30分ほど経った頃に、坂本氏と私で同時目撃しました。
私はイラストのように対面する山の左側中腹の手前に、うねるような形の鮒の色をし
た物体の上昇するのを、一秒もかからぬ間に見ました。
私が「出た出た」と叫び、坂本氏は「いま飛んだ」と叫んでおりました。
そのとき坂本氏は二匹同時に出ていたことを言われ、そのひとつを青白い色だったと表現されたため、
プレイボーイ誌には私の言と混同して載せられてしまったようです。
私は鮒のような色の「うねり、ゆらぎ、ねじれ」を見ました。
私は一つしか見ませんでした。
しかしとても大きく見え、10m以上はあったと申しますと、坂本氏は、いや3mぐらいのもんや、
いちばん大きいのを見たら、腰抜かすでとの返事。

3mのものとすれば、かなり我々に接近して谷から出てきていたことになります。
4台ほどのビデオカメラが地獄谷方向を向いていたのですが、私の見た方角にセットされていたのは
私のカメラだけで、しかもバッテリー駆動という初歩ミスをやらかしていたため、切れておりました。
こういうときは最初から車から電気をもらうべきでした。
現場で悔しがった次第。

スカイフィッシュというなら、空飛ぶ鮒?でしょうか。
となれば、アメリカで撮られているようなのとは異なるような。
やはり竜なのかと思うこともあり、また空間が一時的にゆがむようなことがあるのかも知れないとは私の思いです。

目撃者といえば、坂本夫妻はそうですが、2002年11月28日に、五助谷にスカイフィッシュの
コロニーを探しにダムのあたりまで降りていたとき、上の駐車広場で待機していた中年女性二人
(一人はSさん、一人は坂本さんの奥さん)が、山をバックに大きなクラゲのような形の輪郭だけが
ぶよぶよ浮かんでいるのを目撃しているそうです。
我々探検隊一行が降りてしばらくたった頃に、木の葉がおびただしく谷から吹き上げられるような現象があり、
そのとき巨大なそれが谷の上空に滞空していたとのことです。
Sさんはその後もときおり見るようになられ、目撃のコツがわかったとのこと。
武良氏も、「今飛んだ」と撮影の最中に言われることが多いのですが、彼の場合は気配として感じるようです。
坂本氏は幼時からなじんでおられるだけに、飛び方と作るフォームがいろいろあると言われていて、
目撃談もバラエティーに富んでいます。
目撃談としては、我々のメンバーの間ではこういったところです。


-2003.9.25-

  ☆リンク ⇒  約半年後に目撃と同じものが撮られた!!



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